問い合わせフォームからの営業内容の投稿があると、スパムを受けているような気持ちになり嫌ですよね。よくわかります。
この記事では、そのような営業的な迷惑な投稿をシャットダウンする方法や、その他の合理的な対策方法について、説明します。
目次
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- 問い合わせフォーム営業の内容はすべて迷惑なのか?
- 問い合わせフォーム営業を断る
- 問い合わせフォーム営業用の窓口、カテゴリーを作る
- 社長や部長クラスが読めるようにしておく
- 必殺の返し営業技
問い合わせフォーム営業の内容はすべて迷惑なのか?
まず、考えてほしいことは、投稿される内容がすべて迷惑なのか、ということです。
新たなサービス情報で、自社がそれによりメリットを受けることができるサービスもある場合が、たまにあります。ほとんどは、自社にとりゴミ的な内容ですが。
新しく販路を開拓してくれ、コストも低いサービスだとか
自社が困っているPC事務を格安で任せられるサービスだとか
自社の状況により、なにか役立つかは、それぞれです。
ですので、自社にとりゴミはゴミ箱に、有用な情報はストックするというようなフローも考えるのが、合理的なやり方ではないかと思うわけです。
問い合わせフォーム営業を断る
とはいっても、「全部いらない。投稿してくるな!!」という場合は、問い合わせフォームに目立つように、
「営業的な投稿は禁止!」
と書いてください。
さらに投稿の前のところで、
「営業的な投稿ではない」というチェックボックスをつくり、そこにチェックしなければ投稿できないというフォームにしましょう。
ほとんどの場合、これで投稿はなくなります。
それでも投稿があった場合は、怒りを沈めて、スルーするようにしましょう。
怒りに任せて、相手の情報などをWEB掲載するなどすると、より面倒なことになり、ストレスが高くなる可能性があるからです。
問い合わせフォーム営業用の窓口、カテゴリーを作る
当社でもやっていますが、投稿内容のカテゴリーを選択してもらうフォームを作っています。
例えば
- 提案や協業について
- 当社サービスに対する問い合わせ
- その他
などのようにカテゴリーの選択肢を入れておきます。
こうすると、営業的な内容はすべて、「提案や協業について」に入ってきます。
あとは、問い合わせ担当者に、
「このカテゴリーの投稿には返信しなくてよい」と伝えておくだけです。
社長や部長クラスが読めるようにしておく
投稿内容によっては、ごくたまに有用な情報が入っています。
経営者などにとっては、必要な情報だったりします。
経営者は、このカテゴリーの投稿は、自分で読めるような環境を作っておくのがよいかと思います。
私も、このカテゴリーの投稿は、いちおうメールで特定のフォルダに入るようにしており、読んでいます。しっかりは読みませんが、なにを伝えたいのかくらいは把握しています。
返信することはまれですが、興味をもったら、投稿内容にあるサイトくらいは、見に行く時があります。
また、「そういうサービスが流行しているのかなあ」と感じることも、有用なことだと考えています。
必殺の返し営業技
最後に、「営業返し」という技をお伝えします。
問い合わせフォームからの投稿に対しての、自動返信メールに、自社のサービス内容をつけて返信するのです。
「投稿内容を受信しました。当社のサービスについて、ご案内します。かれこれ」
という形で。
自動返信のメール件名などにも、相手の名前や社名が入るようにすると、効果的かと思います。
「お問い合わせ受信 自動確認」のような件名ではなく
「ABC会社様のお問い合わせについてのご連絡」のような件名にすると
返し技としては一流かと。
法人営業のためのリード獲得に効果が注目されている営業手法
顧客獲得、リード獲得の方法として最近は「お問い合わせフォーム営業」という方法が注目されています。「お問い合わせフォーム営業」とは、企業のホームページにあるお問い合わせフォームを通じて、自社のサービスや商品を紹介するマーケティング手法です。このアプローチには複数のメリットがあります:
- 直接的なアプローチが可能:これまで接点のなかった企業に対しても、直接アプローチできるため、新たな顧客獲得の機会を創出できます。
- 高い反応率:一般的な広告と比較して、お問い合わせフォーム営業は反響率、反応率、返信率が高い傾向にあります。これは、相手企業の担当者や責任者に直接情報が届くため、内容が伝わりやすく、関心を持たれやすいからです。
- 低コストで効果的:広告キャンペーンのように、画像や動画の作成に費用や時間をかける必要がありません。文章のみでサービスを紹介できるため、コストを抑えつつ効果的なプロモーションが可能です。
- カスタマイズ可能:送信するメッセージを相手企業や業界に応じてカスタマイズできるため、よりパーソナライズされたコミュニケーションが可能になります。これにより、受け手の関心を引きやすくなります。
参考 「【お問合せフォーム営業とは】基本から徹底解説と導入ステップ」
おすすめサービス お問い合わせフォーム営業支援「HIROGARU」