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物流の“スキマ”を価値に変える──「スキマシェア」実運用開始定期便の空き時間と空きスペースをマッチングし、持続可能な物流モデルを構築

株式会社ネオスタイルロジ
2025年10月29日
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株式会社ネオスタイルロジ(本社:兵庫県神戸市、代表取締役:伊藤大輔)は、2025年10月より、定期便の運行データを活用した物流効率化プラットフォーム「スキマシェア」 の正式運用を開始いたしました。

■ サービスの概要

スキマシェアは、**運行中トラックの「空き時間」や「空きスペース」**を可視化し、荷主の小口貨物や短時間配送ニーズとマッチングする仕組みです。

一般的な「緊急マッチング型配送」とは異なり、既存の定期便スケジュールに潜むスキマを活かすことで、安定輸送・コスト最適化・脱炭素への貢献を同時に実現します。

本サービスは、軽貨物輸送ネットワークに加え、提携する一般貨物運送事業者の稼働データも活用し、常温・冷蔵・冷凍・医療検体といった幅広い分野で柔軟に対応可能です。

■ 物流業界の課題と「スキマシェア」が生まれた背景

いま、物流現場では「空車のまま走るトラック」と「積みきれない荷物」が共存し、ドライバー不足・免許制度の複雑化・人件費高騰といった課題が顕在化しています。

一方で、定期輸送便の中には、「納品過程で生じる空きスペース」「短時間の待機・空き時間」「折り返し区間の空車」といった、まだ活用しきれていないリソース=“スキマ”が多く存在しています。

スキマシェアは、この“見えない非効率”をデータで可視化し、ドライバーの稼働効率を高め、荷主に新たな物流価値を提供することを目的としています。

■ 荷主にとってのメリット

安定供給:既存定期便を基盤とした安定的な輸送力確保

コスト最適化:空車コストの有効活用によるコストダウン

柔軟対応:常温・冷蔵・冷凍・検体など、多温度帯・小ロット対応

信頼性:提携運送会社と地域ドライバーネットワークによる品質保証

■ 社会的インパクト

スキマシェアの活用により、

トラック稼働率の向上によるCO₂排出削減

運送会社・ドライバーの収益性向上

荷主の調達・納品リスクの低減が期待されます。

当社は「物流の非効率を価値に変える」という理念のもと、持続可能な物流インフラの実現を目指しています。

■ 今後の展開

2026年3月までに、提携運送会社200社、スキマ登録便数1,000便を目標に拡大予定。将来的にはAIによるマッチング自動化・ルート最適化を導入し、地域別の“物流共助ネットワーク”の形成を進めてまいります。

■ 「スキマシェア」について

「運び手の未来を、スキマから変える。」をビジョンに、定期便の効率化支援、スキマ便マッチング、冷凍・冷蔵輸送、医療物流など、時代に即したロジスティクスサービスを展開しています。

【本社】〒650-0044 兵庫県神戸市中央区東川崎町1-3-3神戸ハーバーランドセンタービル19FTEL:078-366-3321 FAX:078-366-3320URL:https://www.neostyle-logi.com

■ 代表コメント(株式会社ネオスタイルロジ 代表取締役 伊藤大輔)

「物流の課題は、“不足”ではなく“偏り”にあります。スキマシェアは、定期便に潜む空スペースや空き時間といった“見えない余白”を社会の資産に変える仕組みです。荷主・運送会社・ドライバーの三者が互いに助け合う“共助物流”を実現し、持続可能な物流の未来を創造していきます。」

📩 お問い合わせ先株式会社ネオスタイルロジ スキマシェア事業部E-mail:ito@neostyle-job.comTEL:078-366-3321(代表)担当:事業推進室

トラックの空きスペース(スキマ)を有効活用し、荷主と運送会社をマッチングする「スキマシェア」のイメージロゴ。

定期便の空き時間と空きスペースを“価値”に変える。スキマシェアが目指す新しい物流のかたち。

「運び手の未来を、スキマから変える」

企業情報

株式会社ネオスタイルロジ

https://www.neostyle-logi.com/

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