【LR-Shipdesign AFT OPT®】GILLS Pte Ltd との技術提携で 15%~17%の燃料節約実現を可能に!
サン・テンコンサルティング
2025年12月2日
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LR-Shipdesign(エルアールシップデザイン 略:LRSD)が提供する AFT OPT® は、シンガポールの空気循環システム開発会社である GILLS Pte Ltd との技術提携により、これまでの燃料節約5%を大きく上回る 15%~17%節約の可能性を確認しましたのでご案内いたします。
GILLS Pte Ltd 概要(https://www.gills.sg/)
社名:GILLS Pte Ltd / 所在地:シンガポール
事業内容:
船舶の燃費効率向上および排ガス削減を目的とした空気潤滑システム【GILLS (Gas Injected Liquid
Lubrication System) 】の開発・提供。
自然現象であるケルビン・ヘルムホルツ不安定性(KHI)を応用し、船底に超微細なマイクロバブル(直径 1.0mmピーク)の層を生成することで、船体と水の間の摩擦抵抗を低減(ハル・タイトニング効果)。
技術の特徴:
船速を利用して負圧を発生させ、空気圧縮機に必要な外部動力を最小限に抑える設計。 既存船への後付け(レトロフィット)が可能。
主な成果:
2021 年 3 月 26 日、船級協会であるビューロー・ベリタス(Bureau Veritas)より、GILLS-AL(Air Lubrication エア・ルブリケーション 空気潤滑システム)システムに対して基本承認(AiP:Approval in Principle)を取得。
GILLS-AL システムが採用している空気潤滑システムは高橋義明教授によって開発・検証され、同技術
は特許を取得済です。( https://patents.google.com/patent/WO2009128210A1/ja )
また、AL システムは日本でも更なる研究が進められており、NHK World Japan でも取り上げられている注目の技術です。(https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/shows/2015326/ 動画 6:04 あたりから、北海道大学 村井祐一教授の解説。)
LRSD が提供する AFT OPT® は、その船尾形状により全体の流体力学的抵抗を低減し、流線の集中を
確実にします。このエネルギーはプロペラに供給され(流体力学)、推進の有効性を高めます。
GILLS はケルビン・ヘルムホルツ現象を通じて、AL システムに必要な技術的な付加を低減した上で
(コンプレッサーの削減および OPEX の削減)より小さい気泡を発生させます。
両システムの組み合わせにより、GILLS-AL システムで生成されたより小さい気泡が、LRSD の船尾最
適化によって X 軸上に集中し、付加抵抗の最大限可能な削減を実現します。AL システムの問題点を大幅に軽減することで気泡の損失が減少し、気泡は表面により長く、より良く付着し、その特性をはるかに良く発揮した結果、15〜17%の燃料節約が可能になることを確認しました。
このコンセプトは拡張性があり、低速船および高速船のどちらに対しても効果的です。お客様の要件
に従ってそれぞれの船のサイズと設計速度に合わせて規格し、世界中のどの造船所でも実装が可能です。
LR-Shipdesign と GILLS が技術提携することにより、多岐にわたる船種における EEDI に関する全て
の IMO 要件の順守において、お客様に大きな経済的優位性を提供し、その競争力向上へ向けた更なる強固な支援を可能なものとしました。両社が一体となることで、海運での大規模な燃料および運航コストの削減、そして排出ガスの削減を達成するための最高の機会を提供します。
GILLS Pte Ltd 概要(https://www.gills.sg/)
社名:GILLS Pte Ltd / 所在地:シンガポール
事業内容:
船舶の燃費効率向上および排ガス削減を目的とした空気潤滑システム【GILLS (Gas Injected Liquid
Lubrication System) 】の開発・提供。
自然現象であるケルビン・ヘルムホルツ不安定性(KHI)を応用し、船底に超微細なマイクロバブル(直径 1.0mmピーク)の層を生成することで、船体と水の間の摩擦抵抗を低減(ハル・タイトニング効果)。
技術の特徴:
船速を利用して負圧を発生させ、空気圧縮機に必要な外部動力を最小限に抑える設計。 既存船への後付け(レトロフィット)が可能。
主な成果:
2021 年 3 月 26 日、船級協会であるビューロー・ベリタス(Bureau Veritas)より、GILLS-AL(Air Lubrication エア・ルブリケーション 空気潤滑システム)システムに対して基本承認(AiP:Approval in Principle)を取得。
GILLS-AL システムが採用している空気潤滑システムは高橋義明教授によって開発・検証され、同技術
は特許を取得済です。( https://patents.google.com/patent/WO2009128210A1/ja )
また、AL システムは日本でも更なる研究が進められており、NHK World Japan でも取り上げられている注目の技術です。(https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/shows/2015326/ 動画 6:04 あたりから、北海道大学 村井祐一教授の解説。)
LRSD が提供する AFT OPT® は、その船尾形状により全体の流体力学的抵抗を低減し、流線の集中を
確実にします。このエネルギーはプロペラに供給され(流体力学)、推進の有効性を高めます。
GILLS はケルビン・ヘルムホルツ現象を通じて、AL システムに必要な技術的な付加を低減した上で
(コンプレッサーの削減および OPEX の削減)より小さい気泡を発生させます。
両システムの組み合わせにより、GILLS-AL システムで生成されたより小さい気泡が、LRSD の船尾最
適化によって X 軸上に集中し、付加抵抗の最大限可能な削減を実現します。AL システムの問題点を大幅に軽減することで気泡の損失が減少し、気泡は表面により長く、より良く付着し、その特性をはるかに良く発揮した結果、15〜17%の燃料節約が可能になることを確認しました。
このコンセプトは拡張性があり、低速船および高速船のどちらに対しても効果的です。お客様の要件
に従ってそれぞれの船のサイズと設計速度に合わせて規格し、世界中のどの造船所でも実装が可能です。
LR-Shipdesign と GILLS が技術提携することにより、多岐にわたる船種における EEDI に関する全て
の IMO 要件の順守において、お客様に大きな経済的優位性を提供し、その競争力向上へ向けた更なる強固な支援を可能なものとしました。両社が一体となることで、海運での大規模な燃料および運航コストの削減、そして排出ガスの削減を達成するための最高の機会を提供します。
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