株式会社アーリークロス（本社：福岡県福岡市、代表取締役：花城正也、以下アーリークロス）は、厚生労働省より2025年8月6日付で、企業型確定拠出年金に係る運営管理機関として正式に登録（登録番号821）を受け、代表事業主として取りまとめを行う企業型確定拠出年金制度「SBI JPERS年金プラン」の提供を開始しました。

企業型確定拠出年金（企業型DC）（以下、企業型DC）は、企業または従業員が毎月掛金を拠出し、従業員が自ら運用して将来の資産を形成する制度です。

将来の受取額は運用次第で変わるため、従業員が自分に合った運用方法を選びながら、主体的に資産形成できる制度です。

「SBI JPERS年金プラン」は、複数の企業が参加可能な総合型の企業型確定拠出年金制度です。

当社は本制度において、代表事業主として導入企業を代表し、制度全体の取りまとめおよび厚生局への規約申請等を行うとともに、運営管理機関（登録番号：821）として運用商品の選定・提示、情報提供、記録関連業務を担っております。

本プランでは、SBIグループの金融インフラを活用し、小規模事業所や役員のみの事業所にも対応可能な制度設計低コストのインデックス型商品を中心とした運用商品ラインナップ加入者向けの初期・継続投資教育コンテンツの提供などを特長としており、企業および従業員の中長期的な資産形成を支援します。

アーリークロスはこれまで、企業型DCの導入コンサルティングや投資教育を全国の中小企業へ提供してまいりました。

今回の運営管理機関登録により、SBIベネフィット・システムズとの共同運営管理機関として、制度の「導入支援」だけでなく「運営・管理」までを公式に担うことが可能となりました。これにより、これまで以上に包括的なサポートを提供いたします。

DC導入コンサルティング：企業の財務状況に合わせた最適な制度設計

制度設計サポート：規定作成や行政手続きの代行

従業員説明会・投資教育：従業員の理解度を高める丁寧な説明

制度運用の伴走支援：導入後の継続的なフォローアップ

これらを一貫して提供することで、企業は制度運営の手間を最小限に抑えつつ、従業員の未来に向けた資産形成を支援できます。

当社は、企業型確定拠出年金の運営管理機関および代表事業主として、制度導入から運営までを一貫して支援する体制を構築してまいりました。

今後も、企業の人材定着や福利厚生の高度化、ならびに従業員の老後資産形成の支援に貢献すべく、制度運営およびサービス品質のさらなる向上に努めてまいります。

「政府の『資産所得倍増プラン』や新NISA制度の拡充など、国全体で『貯蓄から投資へ』の流れが加速しています。しかし、日本企業の98%を占める（※1）中小企業(※2)においては、情報不足から、未だ十分な資産形成環境を整備しきれていないケースが多く見受けられます。 今回、運営管理機関として登録されたことで、私たちはより直接的に、かつ責任を持ってこの課題に取り組むことができます。福岡から全国へ、企業型DCの普及を通して、制度のインフラとして整備し、金融教育と資産形成の機会を広げることで、すべての働く人が将来のおかねに希望を持てる社会の実現を目指してまいります。」

  ※1:厚生労働省年金局『厚生年金保険 業態別・規模別 適用状況調（令和6年9月1日現在）』P.8より

  ※2:従業員数99名以下

SBIベネフィット・システムズ株式会社が提供する総合型の企業型確定拠出年金（企業型DC）プランです。 本プランの運営管理は、以下の2社体制で行われます。

SBIベネフィット・システムズ株式会社

株式会社アーリークロス（共同運営管理機関／代表事業主）

社名

株式会社アーリークロス

本社所在地

〒810-0003

福岡県福岡市中央区春吉3丁目21-18 GEST25ビル

設立

2016年12月8日

代表者取締役

花城 正也

事業内容

企業型確定拠出年金制度の導入支援および、確定拠出年金制度に係る運営管理業務

URL

https://early-cross.com/

確定拠出年金運営管理機関

登録番号

821

アーリークロスは、採用活動を強化しています。企業型DCの普及支援をはじめ、社会的意義のある事業の拡大に向けて、体制強化を進めてまいります。

採用情報については以下をご覧ください。

株式会社アーリークロス 広報担当

TEL：092-688-1330

Email：info@early-cross.com

※中小企業の資産形成実態や、企業型DCの活用事例についての取材も積極的に受け付けております。お気軽にお問い合わせください。