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TRIPORT代表 岡本が監修/海外人材活用を推進する『LIP3』 が2025年8月より本格始動

TRIPORT株式会社
2025年8月6日
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TRIPORT株式会社及びTRIPORT社会保険労務士法人(以下 TRIPORT)代表で、厚生労働省「多様な働き方」有識者委員を務める岡本が、九州・沖縄でホテルや観光施設を運営するリゾーツ琉球株式会社(代表取締役:兼城賢成、以下 リゾーツ琉球)の海外人材紹介・登録支援を行う『LIP3(Link International Peace)』の事業開発とサービス設計を監修しました。『LIP3』は、海外人材の採用から定着までをワンストップで支援します。

この連携を通じてTRIPORTは、高齢化と労働力不足が深刻化する日本社会において、特に人材不足が課題となっている介護、製造業、サービス業などの企業に対し、即戦力となる優秀な海外人材とのマッチングと定着を支援する仕組みづくりに貢献していきます。

現在の日本の労働市場は、大きな転換期を迎えています。内閣府の発表によると、2024年の出生数は過去最低の68万人を記録し、65歳以上の高齢化率は31.6%に達しました。 このままでは、2035年には1日あたり384万人もの労働力が不足するとも予測されています。

さらに、20代の日本人若手社員の約半数が3年以内に転職を経験しており、企業にとって人材の確保と定着は大きな経営課題となっています。

本事業を主導するのは、九州・沖縄でホテルや観光施設を運営するリゾーツ琉球です。「日本の労働人口減少を解決する」をコンセプトに立ち上げられた『LIP3』は、海外人材の紹介および定着支援を通じて、企業の持続的成長と社会課題の解決を同時に実現することを目指しています。

『LIP3』は、東南アジア諸国などの語学学校と連携することで、安定的かつ多様な海外人材の紹介を可能にする人材紹介・支援サービスを提供します。人材紹介から入国までに必要なビザ申請手続き、登録支援業務、さらにはクライアント企業に定着するための支援まで、ワンストップサービスでサポートします。

送り出し前の研修では、日本で働く上で必要なマナーや労務知識を提供。宿泊・外食など接客業向けには、サービス品質を高める実践的なトレーニングも実施しています。さらに、提携する研修機関との連携により、来日前からの日本語学習支援に加え、入国後も3年間オンラインで継続的に支援することで、人材と企業のミスマッチを防ぐ仕組みを整えています。

厚生労働省のデータによると日本人の大卒者の3年以内離職率が約34.9%であるのに対し、出入国在留管理庁の資料では、特定技能人材の自己都合離職率は約16.1%に留まっています。このことから、海外人材の就業後の離職率は、日本国内の平均離職率と比べて著しく低いことが示されています。

『LIP3』では、そうした就業継続意欲の高い人材と企業とのマッチングを実現することで、慢性的な人手不足に悩む企業の中長期的な課題解決に貢献します。

厚生労働省「多様な働き方」検討会の有識者委員を務め、人的資本経営と働き方改革の実務に深く携わってきたTRIPORT代表の岡本が、本サービスの事業開発およびサービス設計において監修を担当しました。

岡本はこれまで、自社での実践を通じて「多様な人材が活躍できる環境づくり」に取り組む一方で、労働力不足という社会課題を背景に、採用難や人手不足、生産性向上といった企業の経営課題に対し、給与計算BPOをはじめとする業務の外部化支援、助成金の戦略的活用、えるぼし認定取得支援による企業ブランディング強化など、多面的なソリューションを展開してきました。企業の現場と政策の両面を理解する立場から、その知見を活かして本サービスの監修に携わっています。

私自身、これまで海外人材の雇用については、「日本人と同様に生産性を発揮できるのか」「語学や文化の壁は問題にならないのか」「信頼して任せられるのか」、さらには「なぜ日本人ではなく、あえて海外人材を雇用する必要があるのか」といった、さまざまな疑問や懸念を抱いていました。

しかし、超高齢化社会の到来に伴う労働力不足という日本の最重要課題に直面し、また、多くの経営者様のお悩みをお聞きしてきた中で、海外人材の力を借りずして、5年後・10年後・20年後の日本の持続的な社会維持は極めて困難ではないかと強く感じました。だからこそ、これらの懸念や課題を一つひとつ解決していける仕組みが今、必要だと考えています。

そうした中で、『LIP3』の理念に強く共感し、「監修」という形で本プロジェクトに参画させていただきました。

リゾーツ琉球は、すでに自社内で多数の海外人材を活用しており、『LIP3』は机上の空論ではなく、現場での実績と実利に裏打ちされたサービスとして開発されています。

日本の労働力不足は、今やあらゆる企業にとって深刻な課題であり、持続的な成長を実現するには、多様な人材の活用が不可欠です。『LIP3』は、即戦力となる海外人材の採用から定着支援までを一貫してサポートする仕組みであり、企業が安心して優秀な人材を受け入れ、活躍できる環境づくりを支援します。

TRIPORTはこれまで、国内の人材活用支援を通じて多くの企業の課題解決に貢献してきましたが、『LIP3』のサービス開始により、企業の皆さまにご提供できる選択肢はさらに広がります。そして、この取り組みが日本の労働力不足解消を大きく前進させるものと確信しています。

2014年にTRIPORT株式会社を創業し、その後、TRIPORT社会保険労務士法人も設立。

全国の企業を対象に、完全オンラインで支援体制を展開。労務監査実績はグループ全体で年間平均200社以上。

同社は「多様な人材活用」を実践し、リクルート社が運営する「リクナビNEXT」において、未上場企業ながら「転職を検討している企業ランキング」では【全国6位】にランクイン。

働き方改革・DX推進に関する実績が評価され【総務大臣賞】【厚生労働大臣表彰】【日本HRチャレンジ大賞 奨励賞】など多数受賞。各種メディア掲載・執筆、講演会・セミナー登壇など実績多数。

TRIPORTはこれまでも、深刻化する労働力不足という社会課題に対し、自社での実践と企業支援の両面から真摯に取り組んでまいりました。

今後も、各分野に強みを持つ企業との連携を通じて、国内人材・海外人材の双方に向けて、「育児・介護と両立して働きたい人材」「シルバー人材」「副業・兼業人材」など、多様な人材が活躍できる環境づくりを支援してまいります。

また、企業の生産性向上に向けた「リスキリング等の人材投資」や「業務改善のための設備投資」に活用できる助成金制度についても、専門的なナレッジとノウハウを提供し、労働力不足という課題に対し、さらに包括的かつ多角的なソリューションを展開してまいります。

人的資本経営に関するご相談(サービス監修・取材・連携など)については、以下までお気軽にご連絡ください。

TRIPORT株式会社・TRIPORT社会保険労務士法人

E-mail:pr@triport.co.jp

HP:https://triport.co.jp/

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TRIPORT株式会社

https://triport.co.jp

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