最新Bizニュース記事

企業の発信情報をいち早くお届け

ERPC、アムステルダム新データセンター開設。主要データソースと更に近接化。市場最高クロックCPU搭載

ELSOUL LABO B.V.
2025年8月16日
2 views
ELSOUL LABO B.V.(本社:オランダ・アムステルダム、代表取締役CEO:川崎文武)とValidators DAOは、アムステルダムリージョンに新データセンターを開設し、同拠点でのサービス提供を開始しました。

主要データソースとのネットワーク距離をさらに縮めるとともに、市場最高クロック帯のCPUを積極的に採用し、Solana向けの低レイテンシ環境を一段と強化しています。

いつも多大なるご支援をいただき、誠にありがとうございます。

アムステルダムは欧州有数の金融・ネットワーク都市であり、多数のIXが集積しています。

現在、Solanaバリデータの約20%がこの地域に位置しており、グローバルなSolanaネットワークの中でも最重要の拠点です。

新データセンターの開設により、主要なバリデータ群やデータソースに対するネットワーク上の近接性を高め、実運用で効く往復レイテンシの短縮と安定性の向上を実現しました。

同国は環境配慮の姿勢が強く、アムステルダムではデータセンター空調の過度な低温化を避ける運用が求められます。

高クロックCPUを安定運用するには高度な冷却・電力設計が必要であり、適切なパートナーデータセンターの選定は長らく課題でした。

私達はこれらの制約を踏まえ、冷却と電力、ラック密度を総合的に最適化できる信頼のパートナーと連携し、Solana運用に適した新拠点を整備しました。

アムステルダムでは先行して共有 gRPC エンドポイントにAMD Ryzen Threadripper系の高クロックCPUを投入し、24コア以上の領域で市場における最高クロック(5.3GHz)を活用しています。ストリーム処理のスループットを確保しつつ、レイテンシを最低限に抑えることに主眼を置いています。

Solana Indexed RPCには大容量高速RAMを搭載できる第5世代AMD EPYCのハイクロックCPUを採用し、広いデータ保持と迅速な応答を両立させています。

新拠点の冷却・電力設計は常時ターボ動作の持続性を前提にチューニングされており、共有環境においても安定した低レイテンシを確保できます。

エンドポイントと同一ネットワークにあなたのSolanaアプリケーションを近接配置できるEPYC VPSも大規模に入荷しました。外部インターネットの揺れを避け、往復距離そのものを短縮することが最も確実なレイテンシ削減です。

ベアメタルはもちろん最速の選択肢ですが、今回のEPYC VPSはベアメタルに引けを取らない実効性能を目指して構築されており、共有 gRPCやIndexed RPCとの組み合わせでリアルタイム要件を強力に後押しします。

私達は以下の課題を解決するため、専用のSolanaインフラとゼロ距離通信ネットワークを自社で構築しています。

一般的なRPC環境で発生しがちなトランザクション失敗やレイテンシ変動

多くのインフラプロバイダーによる性能制限

ネットワーク距離が通信品質に与える影響の大きさ

小規模プロジェクトほど高品質インフラへアクセスしづらい状況

今後も研究開発を継続し、共有と専有の両ラインで品質向上を進めながら、アジアや米州を含む各リージョンでの在庫安定化と拡充を図ります。

より多くのプロジェクトが確かなレイテンシとスループットを手にできるよう、私達は不断に研究開発・チューニングを続けます。

ERPC公式サイト: https://erpc.global/ja 

Validators DAO公式Discord: https://discord.gg/C7ZQSrCkYR 

今後ともERPCおよびValidators DAOをよろしくお願い申し上げます。

企業情報

この記事をシェア

紹介テンプレート

関連記事