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船井総合研究所、韓国テック企業の日本市場参入支援事例2社を公開

船井総合研究所
2026年7月8日
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 中堅・中小企業を対象に専門コンサルタントを擁する経営コンサルティング会社の株式会社船井総合研究所(本社:東京都中央区、代表取締役社長:真貝大介、以下、船井総合研究所)は、韓国発の革新的なテック企業「LEESOL社」および「SpaceVisionAI社」の日本市場参入(Go-to-Market)支援事例を公開いたします。

 現在、日本国内では円安による為替差益や物価上昇下でのビジネス対応 (値上げ等)で『「既存領域」での名目上の売上数字』を確保している企業があります。しかしその一方で、韓国をはじめとする海外企業は、自国の若い人口ボリューム層をターゲットに据え、「革新領域」での事業拡大を急ピッチで進めています。

 日本企業の多くが人口と消費金額の大きい中高年層をメインターゲットにする傾向があります。さらに、日本の消費者だけでなく、商品を選定・仕入れする「日本企業のバイヤー」自身も中高年層が中心であるため、日本の若い世代向けの商品やサービスの開発・導入の優先順位が相対的に低くなっているのが実情です。

 一方で、海外企業はSNSでの情報拡散力に優れた若い世代を起点として広い世代にアプローチするマーケティング戦略を積極的に展開しています。こうした構造的なギャップが、海外企業から見ると現在の日本市場において「明確なゲートウェイ(入口)となり得るマーケット」をつくる要因となっています。

こうした海外企業による日本進出の成否を分ける最大の鍵は、的確な「ローカライズ戦略」の有無にあります。既存領域で好調な業績を維持している日本企業にこそ、これら革新的な海外企業との積極的なビジネス連携・共同展開を通じて、自社の国際競争力の強化と新たな成長戦略を描くためのきっかけをつくるべきだと考えています。

【事例1】SpaceVisionAI社(AI搭載ストアフロントマーケティング)

支援開始前の課題

 リテールメディアCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)「SpaceVisionAI」を日本国内で定着させるにあたり、代理店開拓の重要性は理解しつつも、どのような切り口やポジショニングであれば日本市場で受け入れられるのか、具体的な戦略設計を模索されていました。また、日本市場に定着するためには、どのような機能を強化すべきなのかを検証する必要がありました。

SpaceVisionAIの革新性

 視認したユーザーの性別や年齢に合わせて、デジタルコンテンツを瞬時に出し分けることが可能です。また、実装された生成AIによって、ポスターやSNSに掲載された既存コンテンツをデジタルサイネージのサイズに合わせて自動調整します。SpaceVisionAIは、どのようなサイズの既存デジタルサイネージであっても後付けで設置が可能です。

ローカライズ戦略

 PoC(実証実験)調査に基づき、日本市場では単なる「リテールメディアCMS」という打ち出しではなく、現場の具体的な課題を解決する「店前通行調査」および「ストアフロントマーケティング」というポジショニングへ価値を再定義しました。その上で、専門店やサービス業など優先的にアプローチすべき10業種をピックアップし、実際にSpaceVisionAIを設置する実地調査を実施。特に反応の良かった業種のサプライチェーンを緻密に分析し、グローバル市場での実績に加えて日本の商流に合わせた精度の高い「業種別・代理店開拓戦略」を立案・実行しています。

日本企業との連携の可能性

 日本には「UGC(ユーザー生成コンテンツ)マーケティング」という考え方が浸透しています。UGCというデジタル資産をストアフロント(店頭)に表示させることができれば、その価値はさらに高まります。また、日本のUGCマーケティング支援企業にとっても、SpaceVisionAIとの連携が海外進出のきっかけになり得ます。

担当コンサルタントのコメント

 「SpaceVisionAIを活用した『店前通行調査』では、店前通行量・販促物の視認量・入店量を性別や年齢別に定点観測できるため、店舗物件の再評価やターゲット設定に大きく貢献します。また、『ストアフロントマーケティング』においては、配信するコンテンツ制作という現場の課題を、同社が実装する生成AIがUGCや既存の制作物から最適化・自動生成します。 韓国大手ディスプレイ製造会社の技術者が独立して設立した同社だからこそ実現できた高い技術力をもって、日本の店舗マーケティングに新たな風を吹き込みます。」

【事例2】LEESOL社(睡眠サポートデバイス「sleepisol+」)

支援開始前の課題

 主力製品である『sleepisol+(スリーピソルプラス)』は、微弱電流(CES:経頭蓋微弱電流刺激)により脳波を睡眠や集中に適した状態に同調させる独自の技術を持っていますが、これが原因で中高年層を中心とする日本のユーザーには当初、心理的な受容性が低い状態にありました。どのようにして日本市場での信頼を獲得し、ターゲット層へアプローチすべきかが最大の課題でした。

 LEESOLの革新性

 LEESOL社は、微弱電流技術(CES)および独自の「CS-tACS技術」を活用し、脳波を睡眠や集中に適した状態へと同調させるコア技術を有しています 。  従来の技術では身体の防護壁(頭蓋骨など)に阻まれ、脳の深部における脳波同調が困難でした 。しかし同社は、透過性の高い「高周波」と脳波同調を起こす「低周波」のメリットを融合させ 、世界で初めて安全に脳の深部の脳波を同調させる「深部脳波同調」を実現しました 。  本技術はソウル大学校分院病院での臨床試験において 、不眠症の改善(睡眠潜時の短縮など)や認知・記憶力の向上効果が客観的に立証されています 。この革新性が評価され、韓国政府による「ベビーユニコーン企業」認定や、世界最大級のテクノロジー見本市「CES 2025」での受賞など、グローバル市場から高い注目を集めています。

ローカライズ戦略

 調査を通じ、中高年層とは対照的に「30代までの若い世代での受容性が高いこと」、さらに「出産を経験した女性の中に、生涯にわたる睡眠の悩みを抱えている層が存在する」というインサイトを発見。CES 2025受賞作である同デバイスの日本本格進出にあたり、昨今のリカバリー市場・スマートリング市場の活況を追い風とし、若年層および女性を起点としたマーケティング策への転換(ターゲット戦略のローカライズ)を行いました。さらに、信州大学との共同研究や元アスリートの起用など、日本市場で最重要となる「第三者評価の獲得」と事業推進のため、以下を統合的に実行しています。

・信頼性の構築:日本国内での「医療機器認定」取得サポートおよび、「信州大学」との共同研究による学術的エビデンスの構築。

・認知拡大とデジタルマーケティング:オリンピック出場時や子育て期に睡眠に悩んでいた経験を持つ元アスリートを起用したブランドイメージの強化。さらに、プレスリリースの強化、Web広告の配信、Webサイトの構築と運用を包括的に実施。

・販路および代理店開拓:「健康経営EXPO」への出展と二子玉川「蔦屋家電プラス」での実機展示を通じたタッチポイント整備に加え、日本市場での本格的な代理店開拓を推進。昨今活況な健康経営の需要を捉え、健康経営を推進したい法人での採用が進むことで信頼性という第三者評価に繋がり、そこから一般の消費者にも浸透していくことを想定しています。

・パートナー企業マネジメント(PMO):日本法人のないLEESOL社が日本での活動領域を広げるに伴い、市場開拓のためのパートナー企業が増加しマネジメントが困難になるという課題に対して、船井総合研究所が全体を統括するパートナー企業マネジメントを担当。これにより、円滑かつスピーディーな事業展開を実現しています。

担当コンサルタントのコメント

 「睡眠改善に向けて生活習慣を見直す重要性は広く認知されつつありますが、それだけではどうしても改善に至らない方が多く存在することも事実です。薬やサプリメントに頼るだけの睡眠改善ではなく、革新的な技術によるデバイス活用という『新たな選択肢』を日本市場に根付かせたいと考えています。今回のプロジェクトは、韓国の革新的な技術力と、日本の繊細かつ緻密なローカライズパートナーシップが融合した理想的な協業事例です。

LEESOL社製品が、日本市場で顧客に求められる最終品質基準(Last One Quality)を高め、グローバル市場へ広く展開できるよう、一貫したコンサルティングを提供してまいります。そして、この支援が日本企業の従来型の開発・運用スタイルと日本の睡眠市場に変化を起こし、日本企業が新たなグローバル視点を取り入れた独自の『成長戦略』を描くためのきっかけになればと願っています。」

  船井総合研究所は、海外企業の日本進出の取り組みをさらに加速させるべく、戦略的パートナーである「SETOWORKS(セトワークス)」社をはじめとする韓国などの海外企業とのアライアンス・連携をいっそう強化してまいります。これから新しく日本市場へ進出する海外企業のローカライズ支援はもちろんのこと、すでに日本市場へ進出しているものの展開や成長に課題を感じている企業へのリバイバル支援も強化し、日本企業の新たなビジネス変革のパートナーとして伴走を続けてまいります。

▼船井総合研究所 グローバルビジネス支援サイト(英語版)

  https://globalbusiness.funaisoken.co.jp/en/

 セトワークスはデータ駆動型のグローバル進出(GTM)マーケティング企業として、アジアで最も多く1,300件を超えるグローバルファンディングプロジェクトを進行し、累計ファンディング金額600億ウォン以上を達成した実績を有しています。米国、日本、台湾、韓国の4カ国に法人を運営しており、国別市場特性に合わせたデジタルマーケティング、ブランディング、ローカライズ戦略などを通じて企業の海外進出を積極的に支援してきたグローバルマーケティング専門企業です。特に、初期市場参入戦略からオンライン・オフライン実務支援までを網羅した統合ソリューションを提供することで、企業が迅速に海外市場に定着することを支援することに強みを持っています。韓国企業が船井総合研究所のコンサルティングを円滑に推進できるように更なる連携強化を目指しております。

所在地:ソウル特別市江南区三成路554 3FCEO:CHO CHUNG YEONHP:https://jp.setoworks.com/

中堅・中小企業を対象に専門コンサルタントを擁する日本最大級の経営コンサルティング会社として、業種・テーマ別に「月次支援」「経営研究会」を両輪で実施する独自の支援スタイルをとっています。また、支援別に、「成長実行支援」「採用・人的資本経営支援」「企業価値向上支援」「DX(デジタルトランスフォーメーション)、AX(AIトランスフォーメーション)支援」を通じて、社会的価値の高いサステナグロースカンパニーを多く創造することを目指しています。クライアント先には、その現場に密着し、経営者に寄り添った実践的コンサルティング活動は様々な業種・業界経営者から高い評価を得ています。<船井総合研究所 オフィシャルサイト>https://www.funaisoken.co.jp/

株式会社船井総合研究所

コーポレートコミュニケーション室 広報 担当/國延(クニノベ)

TEL. 0120-958-270(9:45~17:30)

Mail. press@funaisoken.co.jp

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