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自動車輸入台数日本一の三河港でTesla社製電気自動車の陸揚げ開始―西日本の玄関口として安定供給の糸口に―

豊橋市
2026年7月21日
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 自動車の輸入台数、金額ともに33年連続日本一の三河港で、新たにアメリカの自動車メーカー、Tesla(テスラ)社の電気自動車の輸入が始まりました。

 2026年7月6日(月)、日本国内でも人気の2車種、計1,000台が陸揚げされました。これにより、同港で輸出入を行う自動車は国内外合わせて28ブランドとなりました。

 Tesla Japan(テスラジャパン)合同会社(東京都)は、2010年から日本で電気自動車の販売を開始し、着実に販売・納車台数を伸ばしてきたそうです。現在、3車種を横浜・大黒ふ頭を拠点に輸入していますが、販路拡大のため三河港に新拠点を設け、「西日本の玄関口」に位置づけました。三河港では今後、3カ月あたり約6,000台規模の輸入を想定しています。

 複数の輸入拠点を構えることで、自然災害や物流の混乱といった不測の事態にも強い供給網を実現し、安定供給の体制を強化することが目的です。

 三河港は、関東、関西の二大都市圏のほぼ中央に位置するといった地理的優位性や、三大都市圏で日本最大の自動車産業の集積地である愛知県にある点から、自動車輸出入の港として長きにわたって選ばれてきました。

 特に輸入に関しては、数多くのインポーター(自動車輸入企業)に選ばれ、日本に輸入される自動車のおよそ2台に1台が三河港から輸入されています。

 Tesla Japan合同会社が三河港を選んだ理由も、西日本をカバーできるエリアであることに加え、荷揚げ後の自動車整備環境が整っていることがあげられます。

 陸揚げ初日の7月6日、豊橋市の神野ふ頭7号岸壁に着岸した自動車運搬船から、SUV(スポーツ用多目的車)の「MODEL YL」と「MODEL Y」が次々と陸揚げされました。車両の整備後、西日本を中心としたお客さんに車両を届けるデリバリーセンターに配車されます。

 現在、東京、名古屋、大阪、福岡に加え、仙台で納車が行われていますが、販売台数が昨年と同じ時期に比べ2倍に伸びている国内販売の加速に合わせ、今年は、サービスやデリバリー拠点の強化、新設にも力を注いでいくとのことです。

 Tesla社の進出を受け、三河港振興会は歓迎の意を表すとともに、港のにぎわいにつながることを期待しています。

 三河港振興会の担当者は、港のにぎわいに向け「企業進出が進み、船舶やトラックが行き交い、人々が熱意を持って働き、それを見た次の世代が働きたいと思うような、にぎわいのある港にしていきたいと考えています。そのためには、港湾機能強化に資する周辺道路や用地獲得のための整備が早期に進められるよう、港関連企業と連携し、国や港湾管理者である愛知県に対して引き続き要望していきたいと考えています」とコメントしました。

 三河港とは、愛知県東三河地域(豊橋市・豊川市・蒲郡市・田原市)にまたがる重要港湾で、日本のほぼ中央に位置し、首都圏・近畿圏を含む全国への物流結節点として機能しています。

 財務省貿易統計によると、2025(令和7)年の三河港の輸入台数は18万4079台で、金額は9124億2500万円と輸入台数、金額とも33年連続日本一です。自動車の輸出台数・輸出額についても全国2位と自動車関連物流で国内トップクラスの規模を誇る、国際物流拠点です。

 日本に輸入される自動車のおよそ2台に1台が三河港から陸揚げされており、輸入される国外自動車ブランドは、今回のTesla社を含め、フォルクスワーゲンやポルシェ、ボルボ、メルセデス・ベンツなど24ブランドです。また国内ブランドはトヨタ、スズキなど4ブランドで、合計28ブランドの自動車が三河港で輸出入されています。

三河港で輸出入される自動車ブランド(2026年7月時点)

蒲郡地区

(1ブランド)

三菱

明海地区

(5ブランド)

フォルクスワーゲン、アウディ、ベントレー、ランボルギーニ、ポルシェ

田原地区

(2ブランド)

トヨタ、レクサス

神野地区

(20ブランド)

スズキ、ボルボ、レンジローバー、ディスカバリー、ディフェンダー、アバルト、アルファロメオ、シトロエン、DS、フィアット、フィアット プロフェッショナル、ジープ、プジョー、マセラティ、メルセデス・ベンツ、メルセデスAMG、メルセデス・マイバッハ、ヒョンデ、Kia、Tesla

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