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Phoxter、サントリー大阪工場にAMRシステムを導入

Phoxter
2025年9月5日
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株式会社Phoxter(本社:大阪府豊中市、代表取締役:園田 淳一、以下「Phoxter」)はこのたび、サントリー株式会社(東京都港区、代表取締役社長:鳥井 信宏、以下「サントリー」)大阪工場において、AMR(無人搬送ロボット)システムを導入いたしました。通常、高重量の原料資材の搬送にはフォークリフトやコンベア、RGV(有軌道無人搬送車)などの手段が用いられますが、本システムでは倉庫から製造エリアまでの原料搬送を自律走行するAMRにより行い、従来人手で行っていた工程を効率化しています。

サントリーの大阪工場では、2024年から2025年にかけて、生産能力増強および美味品質向上に向け55億円の設備投資を実施しています。それらの設備投資の一環で、現場技術者が負荷の高い作業から解放され、より美味品質の追及に時間を割くことができるよう、サントリーはPhoxterが提供する本システムを採用しました。

(サントリーの関連プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001367.000042435.html )

搬送タスクは最初に指定した特定のAMRに固定されるのではなく、高頻度かつ周期的に最適なAMRへの差配が再計画されるため、フォークリフトやRGVといった手段と比べて、必要なAMRの台数を最適化できます。

地面に磁気テープやレールを敷設して走行車両を誘導する必要がなく、AMRが最適かつ最短ルートで目的地に搬送するため、高効率な運用が可能です。

フォークリフトや作業者と動線が交差することがなく、原料取出しロボットとの受渡しもAMRと多関節ロボット間で自動的に行うため、作業者が介在することなく高い安全性を実現します。

省人化:搬送工程の自動化により、人手に依存しない安定的なオペレーションを実現。

労働環境改善:重量物搬送による従業員の負担を軽減し、持続可能な労働環境を構築。

安定供給:製造ラインへの原料供給を着実に行い、生産効率の向上に寄与。

物流効率化法の改定に伴い、製造物流においても省人化や合理化のロードマップ策定が進む中、システムの柔軟性や拡張性を備えたAMRへの期待は一層高まっています。それに伴い、システムが複雑化し、インテグレーションにおけるノウハウの重要性も増しています。

今回の搬送システムにおいても、搬送の起点や終点における受渡しの形態、連携するシステムが異なることを踏まえ、サントリー様をはじめ各システムインテグレーター様と協力して立ち上げ、様々な知見を得ることができました。引き続き、搬送効率化の最適解を模索するとともに、工場内を流動する原料資材・仕掛品の滞留時間や数量を最適化できる仕組みを検討してまいります。

会社名:株式会社Phoxter(フォクスター)

代表者:園田 淳一

所在地:大阪府豊中市新千里東町1-5-3 千里朝日阪急ビル20F

TEL:06-6155-6744

HP:https://www.phoxter.co.jp/

設立:2017年10月

株式会社Phoxter 取締役CFO 小川

TEL:06-6155-6744 E-mail:pxinfo@phoxter.co.jp

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