患者と向き合う医師は誰か? 医師12.8万人の「外来コマ数データ」の定期更新を開始。SCUEL(スクエル)が医師ターゲティング・製薬DXを支援。
ミーカンパニー
2025年8月1日
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ミーカンパニー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:前田 健太郎、以下「当社」)は、病院における医師と患者接点の多さを把握できる「外来コマ数データセット」の販売を本日、2025年8月1日にリリースしました。本データは、病院における外来診療体制の「見える化」を通じて、限られたリソースでより戦略的かつ効率的な情報提供活動を可能にすることを目的としています。医療情報担当者(MR)の活動人数が減少傾向にある中でも、適切な医師ターゲティングや施設選定を支援する、新しいデータサービスとしてご活用いただけます。
これまで、製薬企業におけるターゲティング戦略の中心は施設ターゲティングでした。レセプトデータ、市場データに基づいて、重点的にアプローチすべき病院や診療所を絞り込む手法は、一定の成果を挙げています。しかし、その先にある医師ターゲティングについては、多くの企業が依然として課題を抱えています。医師ターゲティングは、医師が「どの診療科に所属しているか」「どんな専門資格を持っているか」といった属性情報や、製薬企業のMRやマーケティング担当者の経験・現場感覚もとに判断されることが一般的でした。
しかし近年、MRリソースの減少に加え、医師の働き方改革や、全国的な医師数の増加とは裏腹に、地方や特定診療科での医師不足、医師の異動が重なり、「本当に患者接点の多い医師は誰なのか?」という、実態に基づいた効率的な医師ターゲティングが強く求められるようになっています。
そこで当社では医師情報の中でも構造が複雑で収集が困難とされてきた「外来コマ数データセット」の開発に挑み、独自のアルゴリズムと運用手法を組み合わせて、外来コマ数データの精緻かつ効率的な収集・整備を実現。あわせて、定期的な更新体制も構築し、常に最新の診療実態に基づいた情報提供を可能にしています。
外来コマ数データセットは全国の病院ホームページの外来勤務表を元に、医師別の月ごとの外来コマ数を集計することで、専門性などの静的な情報だけでは見えない“実臨床での患者接点”を可視化できます。調査対象施設数は、全国約8,000の病院のうち約5,100施設で、製薬企業や医療機器メーカー様が注力する特定機能病院は97%、がん拠点病院は92%、DPC病院は82%と基幹病院についても高いカバー率となります。
施設単位では診療実績が目立たない医療機関でも、医師一人あたりの診療ポテンシャルは診療実績の多い医療機関に匹敵する場合があります。
A病院:施設全体の糖尿病合併症管理料 算定回数は中程度だが、僅かな医師で糖尿病外来を運営しており、医師あたりの患者ポテンシャルはC病院を上回る
C病院:糖尿病合併症管理料の算定回数は比較病院中では最も多い
所属医療機関・同診療科内のコマ比率から、ターゲット医師の中で診療機会が集中している医師を把握することもできます。医療機関によっては、一部の医師に診療科機会が集中しており、患者接点も偏在している可能性があります。
製薬企業・医薬品卸・医療機器メーカー様向けに、医師の働き方・患者接点の実態をテーマに、活用事例やデータの見方を解説したセミナー動画を無料で公開中です。ご希望の方は視聴パスワード(無料)をお申し込みください。
外来コマ数データに関する詳細資料、サンプルデータや個別のご説明をご希望の方は、以下よりお気軽にお問い合わせください。
お客様お持ちの医師データとのマッチングや料金に関する資料、活用事例などが含まれます。
*1:2025年8月1日時点における当社独自調査による。
会社概要
ミーカンパニー株式会社は、2010年の設立以来、「データでこれからの日本の医療・介護を支えること」を事業理念に掲げ、医療機関・薬局・介護・障害福祉分野において、高鮮度で精緻なデータベース「SCUEL®(スクエル)」を提供してまいりました。当社は、医薬品・医療機器業界のマーケティング支援をはじめとして、幅広い産業ニーズに応えるデータ活用ソリューションを展開しています。
今後も、各産業の課題解決と価値創出に貢献すべく、データを通じて「人」と「現場」、「課題」と「解決策」をつなぐ総合的な情報プラットフォームの提供を目指してまいります。
これまで、製薬企業におけるターゲティング戦略の中心は施設ターゲティングでした。レセプトデータ、市場データに基づいて、重点的にアプローチすべき病院や診療所を絞り込む手法は、一定の成果を挙げています。しかし、その先にある医師ターゲティングについては、多くの企業が依然として課題を抱えています。医師ターゲティングは、医師が「どの診療科に所属しているか」「どんな専門資格を持っているか」といった属性情報や、製薬企業のMRやマーケティング担当者の経験・現場感覚もとに判断されることが一般的でした。
しかし近年、MRリソースの減少に加え、医師の働き方改革や、全国的な医師数の増加とは裏腹に、地方や特定診療科での医師不足、医師の異動が重なり、「本当に患者接点の多い医師は誰なのか?」という、実態に基づいた効率的な医師ターゲティングが強く求められるようになっています。
そこで当社では医師情報の中でも構造が複雑で収集が困難とされてきた「外来コマ数データセット」の開発に挑み、独自のアルゴリズムと運用手法を組み合わせて、外来コマ数データの精緻かつ効率的な収集・整備を実現。あわせて、定期的な更新体制も構築し、常に最新の診療実態に基づいた情報提供を可能にしています。
外来コマ数データセットは全国の病院ホームページの外来勤務表を元に、医師別の月ごとの外来コマ数を集計することで、専門性などの静的な情報だけでは見えない“実臨床での患者接点”を可視化できます。調査対象施設数は、全国約8,000の病院のうち約5,100施設で、製薬企業や医療機器メーカー様が注力する特定機能病院は97%、がん拠点病院は92%、DPC病院は82%と基幹病院についても高いカバー率となります。
施設単位では診療実績が目立たない医療機関でも、医師一人あたりの診療ポテンシャルは診療実績の多い医療機関に匹敵する場合があります。
A病院:施設全体の糖尿病合併症管理料 算定回数は中程度だが、僅かな医師で糖尿病外来を運営しており、医師あたりの患者ポテンシャルはC病院を上回る
C病院:糖尿病合併症管理料の算定回数は比較病院中では最も多い
所属医療機関・同診療科内のコマ比率から、ターゲット医師の中で診療機会が集中している医師を把握することもできます。医療機関によっては、一部の医師に診療科機会が集中しており、患者接点も偏在している可能性があります。
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*1:2025年8月1日時点における当社独自調査による。
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今後も、各産業の課題解決と価値創出に貢献すべく、データを通じて「人」と「現場」、「課題」と「解決策」をつなぐ総合的な情報プラットフォームの提供を目指してまいります。
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